📰社内報の取り組み📰

 なにわの里では、「社内報」というものを作っています。二つコーナーがありまして、一つは「わたしの好きなあれやこれや」🌼お題に対して好きなもの等をそれぞれのスタッフが書いていく、というものです。例えば、今回のテーマは「もらって嬉しかった、渡して嬉しかったプレゼント」。お隣さんがお裾分けでくださる「キンピラゴボウとポテトサラダ」、娘からの手紙、上司からの赤ペン・・・たくさんのプレゼントが集まっています🌷  もう一つのコーナーは「あなたのいいとこ&ありがとう」、一人の方に「ありがとうの受け取り役」になって頂いて、その方にみんなでありがとうをお伝えするコーナーです。今回が第10号になるのですが、これまで受け取り役になって下さったからは「みんなからのメッセージが嬉しかった」「棺桶に入れようと思います」といったご感想を頂きました🌺  スタッフそれぞれの「その人らしさ」が詰まった取り組みだと、作成しながら感じています。そういう「その人らしさ」を描けるような、そんな仕事を自分はしたいのだろうなぁと感じます。

🌼業者さんとのやりとり🌻

 「何の苗ですか?」といつもお世話になっている電気業者さんが声をかけてくださいました。少し前に菜の花・ビオラ・ネモフィラ・スイートピーなどの種を植えたのですが、どれがどれかわからなくなっている自分に(笑)、「これはビオラ」「これがスイートピー」とやさしく教えてくださいました🌼  野菜畑に秋のきゅうりがなっています。紅葉も枝が少し赤くなってきました。マリーゴールドも満開で、秋を感じます🌺

🎥発達障害連続基礎講座、撮影しました📷

 先日、発達障害連続基礎講座第1回「自閉スペクトラム症について」の撮影を行いました📷  今回から録画の専用ソフトを使って撮影をしています(前まではzoomの録画機能を使っていました)。専用のカメラとマイクも用意して、少しでも視聴しやすい動画をお届けできればと思っております🌸  第1回の視聴期間は、は10月16日(月)~11月12日(日)となっております。まだまだお申し込みを受け付けておりますので、メールorグーグルフォームからお申込みくださいませ🌷   【メールの場合】 koike.s@staging-samba.com まで お名前・ご連絡先電話番号を記載したうえでメールを送ってください。 【グーグルフォーム】 https://forms.gle/ymnYWoUJUhKABZZQA

🍚お楽しみ食とヒマワリ🌻

 昨日は月に一度の「お楽しみ食」の日でした🍚今月は、なんとステーキです🥩ステーキ、美味しいですよね。お肉もそうですが、僕はあのステーキソースのついたお肉をご飯にワンバンさせ、そのご飯を食べるのが大好きです🌞  美味しいねと食べていたら、はすかいにいたスタッフが「えっ、僕ソースついてなかったです」と悲しい顔・・・。思いがけないアクシデントでした😩  花壇には季節外れのヒマワリが一輪咲きました🌻去年の種から芽が出て、一足早く大きくなってくれていました。しかし、いくらなんでも早すぎないか、それだけ暑いという事だろうか…とちょっと心配になりますが、みなさまどうぞ暑さにお気をつけください🌼

🌻ひまわり、マリーゴールド、あじさい🌼

 昨日の台風、ライフサポートなにわでは幸い大きなことはなかったのですが、被害があった地域もあるかと思われます。今日は一転して穏やかな天気ですが、何事もない一日のありがたさを感じます。  朝、花壇を見に行くとヒマワリが一段と大きくなっていました🌻夏にはきれいな花を咲かせてくれると思います。マリーゴールドもたくさん花をつけてくれています。  今日の昼食は、長崎皿うどんでした(写真を取り忘れました…)🍜月に一度、郷土料理が出る日があります。皿うどんはかなりメジャーな食べ物ですので(うちもよく皿うどんに頼ります)、郷土料理感はそれほどないかもですが(笑)、ご様子をご家族に動画でお送りしたところ、「うちの子大好きです」というご返信をたくさん頂きました。パリパリ派かしなしな派か、分かれるところですが、僕はしなしな派であります。

『ご自由にお持ち帰りください』

 ライフサポートなにわでは、非常用のアルファ米や缶詰、また長期保存用のミネラルウォーターを保存しており、いわゆる「ローリングストック」をしています。  2カ月に1回といった頻度で購入し、古い分をスタッフのみなさんにお配りしているのですが、先日缶詰のパンを出したときに「これ、妻が好きなんですよね」とあるスタッフの方が声をかけてくださいました。朝食にちょうどいいよね、なんて話をしていたのですが、こんなふうに声をかけて頂けると「やっていてよかったな」とやはり嬉しくなります🌹  あと、これは自分の趣味のようなものでもあるのですが、キャラクターのイラストを箱に貼るようにしています。こんなことを始めて2・3年になるのですが、続けていれば「次は何だろう」というふうな気持ちで見てくださるのではないか・・・と思うのです。「ガンダムや」「おっ、炭治郎だ」とふっと気持ちが一瞬でもそっちに向くことで、リラックス・・・というと大げさかもしれませんが、和んでもらえたらなと思っています☺

🌹花壇も4年目になりました🌹

 今日、あるスタッフの方から「カーネーションを切り花にしてみません?」と声をかけて頂きました。これから赤やピンクの花が咲いてくれると思います。母の日にお花の写真をご家族にお送りするのもいいですね、という話を二人でしていました🌷  花壇を始めたのが2020年の春だったので(コロナ始まりの年)、丸3年、4年目に入りました。2020年、21年、22年・・・と春の花壇の写真を見ていたのですが、その年によって色合いも雰囲気も違います。まただんだんと、施設の風景として馴染んできたようにも思います。  利用者さんも花や草木を目にして、季節を感じて下さっていたら嬉しいなと思います。今日、ひまわりの種を植えました。夏にきれいな花を咲かせてくれることを楽しみに、一日一日地道にやっていこうと思います。

🔨施設の用務員さん🌺

 自分の子どもに「お父さんは結局何の仕事をしているの?」とたまに聞かれます。施設の新聞を作ったり、パソコンの故障を直したり、エアコンの修理を業者さんにお願いしたり、研修の申し込みをしたり、アルバイトの学生さんの案内をしたり、換気扇のカバーをDIYで作ったり、お花を育てたり・・・みたいなことをつらつらを話すのですが、「一言で言うと学校に用務員さんがいるでしょう、用務員さんに近いかな」と伝えます。  もし、現場のスタッフや利用者さんにも「施設の用務員さん」というふうに思ってもらえているのなら、嬉しいなと思います。えらいわけでも、すごいわけでもないけど、困ったことを解決してくれることもある(できないこともある(笑))、そんなふうに思ってもらえていたら、こんなにありがたいことはないなと感じます。

🌸桜、満開🌸

 ライフサポート食堂裏の桜が満開になりました🌸今日はお花見をするそうです。  僕は2005年6月に入職したので、18回目の春をなにわの里で迎えます。18年というと、オギャーと生まれてから高校を卒業するまでの間になります。いろいろなことがありましたし、うまくいかないこと、しんどいこともありましたが、「今の自分がいい」と思えていることに感謝したい気持ちです🌹  この3月でなにわの里を卒業した方もおられます。それは決してだめなことでも、残念なことでもなくて、その方がなにわの里を卒業して新たなステージに行かれるという素晴らしいことなのだと自分は思います。新たな門出を心からお祝いし、応援したいと思います🌸

✉『なんだか元気になる報告でした』✉

 2月20日から、YouTubeの期間限定配信(3月末まで)というかたちで、実践事例発表を配信しています💻  ご視聴くださった方々から、たくさんのご感想を頂きました。皆さま、年度末のお忙しい時期にも関わらず、本当にありがとうございました🌹  ご感想ありがとうございました、のメールをお送りしたところ、  『明日から頑張ろうと思いました』  『なんだか元気になる報告でした』 というお返事を頂くことがありました。  今回、3つの事例を発表させて頂いたのですが、「問題行動の軽減・緩和」という視点というよりも、『ご本人の生活の幅を広げる』 『強みを活かす』 『ご本人の気づきを待つ』 というような視点があったのかな、と感じます。  日々の現場においては、緊急的な事態も含めて、どうしても医療モデル的な「問題行動を減らす」という視点になってしまうことはあると思います。ただ、そればかりになってしまう、その視点が固定化されてしまうと利用者さんだけでなく、スタッフもしんどい思いをすることになる、とも感じています。  今回、利用者さんの『生活』や『強み』を捉える、『将来といったことも含めた長い時間軸』で考えるといったことを大切にした支援事例を通して、「なんだか元気をもらえた」というフィードバックを頂けた、それが自分にとって大きな発見でした。

「宝石みたいですね」🌼

 秋に植えた菜の花の種、一つが大きく育ってくれてきれいな花を咲かせてくれました。花壇を見た後輩スタッフが「宝石みたいですね」と声をかけてくれました🌷  2020年の春から始めた花壇も丸三年、なかなか手入れができないこともあったのですが、続けてきてよかったなぁと感じています。  日々いろいろなことが起こる中で、どうしてもその出来事に振り回されてしまうこともあるのですが、花や木を見ていると「ゆっくりと自分の足取りで歩いていてすごいなぁ」と感じます。自分のペースで、じっくりでいいんだと教えてもらっているように思います。  スイセンも咲き始めました。白の花、黄色の花が花壇に咲いてくれています🌼

【利用者さんの新たな一面に気づくこと】

 なにわの里では毎年実践事例報告会というものを開催しています。その年に行った支援数例について、ご家族や地域の方々、また同じ対人援助職の方々などにお伝えする…というものです。   コロナ禍に入るまでは、近隣の図書館の会場をお借りして実施していました。2020年2月は直前に中止となり、この2年はオンラインで配信をしています。僕が撮影と動画編集を担当しているのですが、撮影をしながらたくさんの学びを頂いています。コロナ禍で外出や帰宅がなくなり、日常の楽しみを作るためにご本人の好きなお菓子を選んでもらい、それを買いに行く…という取り組みを発表して下さったスタッフがいました。  利用者Aさんが理解しやすいように写真入りの選択用ボードを用意し、選んでもらっていたのですが、毎回違うものを選ぶことにスタッフは気づきました。「Aさんは、何のお菓子が好きなの?」と尋ねると「チョコレート」ということでした。「次は何にする?」については「ゼリー」という答えが返ってきたそうです。  これまでの関わりの中では、Aさんはその都度違うものを選ぶというよりは、自分の好きなものを選び続けるような印象があったそうです。また、買ったお菓子をスタッフに分けてくれるようなときもあった、ということでした。  経験を積むとどうしても利用者さんの行動を予測できてしまったり、行動の理由にある程度察しがつくようなことがあるかと思います。それはそれで利用者さんと関係を深める上で必要なことかもしれませんが、その「予測」や「察し」が絶対的なものだと思い込んでしまうと、援助者側の意図を押し付けるようなことにつながるかもしれません。それを防ぐためには、こういった新たな取り組みの中で「利用者さんの新たな一面を知る」ということが大切なのではないか、と今回の発表を聞きながら学ばせて頂きました。  多忙な日常の中では、どうしても効率よく業務をこなさなければならない気持ちになりがちです(自分も大いに当てはまります…)。だからこそ、日常と少し離れた「新しい取り組み」が大切なのだろう、と思います。新たな取り組みの中で利用者さんの新たな一面を知り、援助関係が変化していく中で援助者自身も変化する、利用者さんを捉える視点も変化していく、それが利用者さんの変化にもつながっていく…というような循環的な関係があるのではないかと思いますし、そういったものを感じ取れることが大切なのではないか、と感じます。事例発表や事例集といった取り組みは、それを感じるためのひとつの取り組みなのだろうな、と考えています。